2023年10月23日に発売されて約1年ちょっと、ようやくケース・HAT・電源などが揃ってきたので、自宅のWordPressサーバをRaspberry Pi5に変更しました。
技適を取得したので、Raspberry Pi5の基板に印刷がされるのを待っていたのですが、2025年1月時点箱にシールが貼られているだけです。
まだ、基盤のバージョンを上げる必要がないのか、日本でそんなに売れていないかというところです。
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運用しているサーバの構成
Raspberry Pi3とかRaspberry Pi4では、SSDをUSBのケースに入れて接続する必要がありましたが、Raspberry Pi5では、下記の写真の通りPCIでNVME SSDを直接ケースに収容できるため、シンプルで事故も起きない構成が組めるようになりました。うーーん最高。

Raspberry Pi5
長期間Raspberry Pi4で運用してきた実績からすると、メモリは4Gで間に合うのですが、余裕のある8GのRaspberry Pi5を使用しています。

ケース
サーバに必要な全てのパーツをケース一個に収納できるので、Argon NEO 5 M.2 NVMe PCIeケースを使用しています。
収容しているものは
- Raspberry Pi5 (8G)
- NVME SSD (256G)
- 冷却ファン
- 電源スイッチ

電源アダプター
PD(Power Delivery)で5.1V/5.0Aが出力できる電源アダプターが絶対に必要です。PSEマークの入った、写真の電源アダプターを使用しています。ケーブルの線も太く柔らかく快調にRaspberry Pi5が稼働しています。

SSD
PCIが使用できるので、シリコンパワー SSD 256GB 3D NAND M.2 2280 PCIe3.0×4 NVMe1.3を使用しています。

Raspberry Pi5にちゃんと認識されPCIe3.0で順調に稼働しています。
Raspberry Pi OSのセットアップに必要なハード
Raspberry Pi OSのインストール方法は、パソコンからSSDに直接書き込み、SSDをサーバに装着して起動する方法をとっています。従って、セットアップに必要なハードは、
- パソコン
USBがあれば大丈夫です。 - モニターまたはテレビ
- HDMIケーブル
Raspberry Pi5とテレビを接続 - USBキーボード
IPアドレスを確認の為に使用 - SSDケース
SSDにパソコンから直接OSを書き込むために使用
パソコンとモニターは持っているので、下記の物をアマゾンで購入しました。写真をクリックするとアマゾンのサイトに飛んでいきます。
HDMIケーブル
ケーブルはタイプAオス、もう一方はタイプDオスの専用のケーブルを使用してください。タイプDオスの変換アダプターを付けて使用することもできますが、たまにつながらないことがあります。

SSDケース
NVME SSDに、パソコンからRaspberry Pi OSをインストールするのに使用します。SSDにOSのイメージを直接書き込んだら、サーバのケースに装着します。

他にも、SDカードにRaspberry Pi OSをインストールして、Raspberry Pi5をSSDで起動して、装着済みのSSDにコピーインストールする方法もあります。
Raspberry Pi5に固有の記事
Raspberry Pi5固有のサーバ構築に関係する記事を下記に列記します。この後の構築手順の中でどう使うかを含めて説明していきます。