この章に記載の設定は、設定しなくてもサーバとして問題なく動作します。本ブログのセキュリティ面、性能面の向上を目指し設定している内容を掲載します。
不要なネットワークの無効化
使用しないネットワークのIPv6とwifiを無効化します。下記記事を参考に実施してください。
PCIe 3.0でSSDの高速化(Raspberry Pi5)
Raspberry Pi5のPCIeは、正式にはPCIe2.0です。PCIe3.0に変更することもできますが非公式です。たで、SSDのアクセスが劇的に向上します。必須ではありませんが下記の記事を参考に試してみてください。
ブートオーダーの変更(Raspberry Pi5)
ブートオーダーの変更は必須ではありませんが、SSDを最優先で起動チェックすることで、起動時間のわずかの短縮になります。
Raspberry Pi5の場合、標準でEEPROMのBOOT_ORDERが0xf461に設定されています。起動デバイスのチェックの順番は下記の通りとなります。
- 0x1 SD CARD. SDカードブート
- 0x6 NVME PCIe接続のNVMe SSDブート(Raspberry Pi 5のみ)
- 0x4 USB MSD USBブート
- 0xf RESTART BOOT_ORDERの最初から繰返す
0x6 NVME PCIe接続のNVMe SSDブートを最初にすることで、他の起動デバイスをチェックする時間を省略することができす。
変更方法は、下記の記事を参照ください。
ウォッチドッグタイマーの有効化
サーバが暴走した時、ウォッチドッグタイマーでサーバをリセットして再起動します。この機能は是非設定しておきたいです。
サーバが止まったまま何日間も放置されれば、ブログの利用者は「ああもうこのサイトはアクセスできないんだ」と思われてしまいます。
下記の記事を参考に設定をしてください。
NTP(時刻同期)の設定
Raspberry Piの時刻を、ネットワーク上のサーバと同期させます。インストールの状態から変更する必要はありません。活性・非活性・同期先サーバの変更を考えられる場合は、下記記事を参考にしてください。